ページ数が多いほど「知りたい情報」にたどり着けないことも
過去に制作したホームページを見直すと、15ページや20ページ以上に増えているものの、「どのページも少しずつ情報が古く、お客様が一番見たい『今頼めること』がどこに書いてあるか分からない」という状態になっていることがあります。
BtoBの企業サイトや専門サービスサイトにおいて、見込み客や紹介先の方が確認したいポイントは実は非常にシンプルです。
- どんな会社で、何が得意なのか(トップページ)
- 具体的にどんなサービス・製品・加工を頼めるのか(サービス・事業紹介)
- どんな実績や体制がある会社なのか(会社案内)
- 頼む前に気になる疑問への答え(よくある質問 または プライバシーポリシー)
- どこから、何を書いて相談すればよいか(お問い合わせ)
これに「最新のお知らせ・実績紹介」を自社で追加できる仕組みがあれば、多くの企業サイトは十分に機能します。AI検索時代における各ページの情報整理については、AI検索の時代に会社のホームページへ載せたい情報もあわせてご覧ください。
「固定5ページ+お知らせ」構成のメリット
ひとりDXの定額オールインワンプラン(月額29,800円・税別〜)で「固定5ページ+お知らせ一覧・詳細」を基本パッケージとしているのには、明確な理由があります。
| 観点 | ページが多すぎる従来のサイト | 固定5ページ+お知らせに整理したサイト |
|---|---|---|
| 訪問者の迷い | 似たようなメニューが多く、強みが分散する | 1ページごとに役割が明確で、相談まで迷わない |
| スマートフォン表示 | 階層が深く、スマホで最後まで読まれにくい | スマホでもスッと読める分量と導線に整えられる |
| 公開後の管理 | 事業内容が変わったときに修正箇所が多すぎる | 5ページを最新に保ち、新着はお知らせで追加できる |
| 制作期間・費用 | 原稿確認だけで数ヶ月かかり、予算も膨らみやすい | 既存原稿を活かして2〜4週間目安で公開できる |
各ページに持たせる具体的な役割と構成案
5ページそれぞれの役割を明確に定義しておくことで、原稿の準備もスムーズに進みます。
1. トップページ(全体の案内板)
トップページは「すべての情報を詰め込む場所」ではなく、訪問者を適切な詳細ページへ案内する「総合受付」です。
- ファーストビュー:誰向けの、何の会社か、どんな課題を解決できるかを一文で明示
- 選ばれる理由・強み:他社と何が違うのかを3つのポイントに整理
- サービス概要:主要事業へのリンクと対象範囲の案内
- 最新のお知らせ:直近の稼働状況や実績が動いていることを示すエリア
- 相談導線(CTA):電話またはフォームで何を相談できるかの案内
2. サービス・事業紹介(相談の判断材料)
見込み客が最もじっくり読むページです。
- 提供メニューごとの内容、対象となるお客様、料金目安や見積もりの考え方
- ご依頼から納品・サポート開始までのステップ(流れ)
- 対応エリアや納期目安
3. 会社案内(信頼性の裏付け)
取引先や金融機関、採用応募者が必ず確認するページです。
- 代表メッセージまたは事業の背景(なぜこの仕事に取り組んでいるか)
- 会社概要テーブル(商号、所在地、設立、代表者、事業内容、主要取引先、許認可・資格など)
- アクセス・拠点情報
4. よくある質問(FAQ)またはプライバシーポリシー
問い合わせ前の心理的ハードルを下げるページです。
- 費用感、納期、対応範囲、初回相談の方法など、実際によく聞かれる質問と回答を掲載
- フォーム利用時の個人情報保護方針(プライバシーポリシー)の明記
5. お問い合わせ(迷わせないゴール)
入力項目を厳選し、スマートフォンからでもストレスなく送信できるフォームを設置します。
- 必須項目は「お名前・会社名」「メールアドレス」「ご相談内容」など最小限に絞る
- 送信後何営業日以内に返信があるか、事前準備が必要かを明記して安心感を高める
既存のお知らせやブログはどうすればいい?
「これまでWordPressで書いてきたお知らせが数十件あるけれど、全部移す必要があるか?」というご相談もよくいただきます。WordPress自体の保守判断については、WordPressの更新が止まっているときに確認したいことで詳しく整理しています。
「自分の場合はどうすれば?」と思ったら
30分の無料相談で、あなたの状況に合ったアドバイスをします →過去の休業案内や数年前の告知まで無理にすべて移行する必要はありません。直近で今も参照される代表的なお知らせや実績記事を3件ほど移行し、公開後は新しい管理画面(microCMS)から最新の情報を少しずつ積み上げていくほうが、費用も制作期間も抑えられます(もちろん、残しておきたい過去記事が4件以上ある場合は、事前のお見積もりで必要な件数だけ移行することも可能です)。
公開後にデータをみて「本当に必要なページ」だけを育てる
最初から10ページ、20ページを推測で作るよりも、まずは整理された「固定5ページ+お知らせ」で公開し、その後Googleアナリティクス(GA4)やSearch Consoleで「どのページがよく読まれているか」「どんな検索キーワードで訪れているか」を確認しながら、本当に必要なページや記事を追加していくほうが無駄がありません。
公開後の月次改善サイクルの例
- 1〜2ヶ月目:検索クエリとアクセス状況を確認し、よく見られているサービスページの見出しや実績記述を補強
- 3〜4ヶ月目:商談時にお客様から受けた質問をFAQに追加し、問い合わせフォーム前の不安を解消
- 半年以降:特に反響の大きいテーマや製品分野について、個別のお知らせ記事や事例紹介を追加
現在のサイトをどの5ページにまとめると分かりやすくなるかは、20〜30分の無料相談で公開ページを拝見しながらご提案しています。ぜひお気軽にご相談ください。
15ページ以上のサイトを「5ページ+お知らせ」に統合する具体例
「今はページ数がたくさんあるけれど、どうやって5ページにまとめるのかイメージしづらい」という方のために、よくある統合パターンをご紹介します。
パターン1:製品・サービスごとに薄いページが10個に分かれている場合
- 従来の課題:1ページあたり数行の説明しかなく、訪問者が何度も「戻る」ボタンを押す必要がある
- 統合後の形:「サービス・事業紹介」の1ページ内にカテゴリ別の見出し(H2・H3)と一覧表を作り、1ページをスクロールするだけで全容と比較ができるように整理する
パターン2:「代表挨拶」「企業理念」「会社概要」「沿革」「アクセス」が別ページになっている場合
- 従来の課題:会社案内を見るだけで5回クリックが必要になり、スマートフォンでの離脱が増える
- 統合後の形:「会社案内」の1ページに統合し、ページ内リンク(目次)でスムーズに読める構成にする
パターン3:古いキャンペーンページや特設ページが放置されている場合
- 従来の課題:すでに終了した数年前のサービス案内が検索結果に残り、誤解や問い合わせミスを招く
- 統合後の形:現在提供していないページは整理(または統合先へリダイレクト)し、現在進行形の情報はお知らせ機能(microCMS)で発信する
固定5ページ刷新を進める際の4ステップ
リニューアル作業自体に社内リソースを取られすぎないよう、以下の4ステップでシンプルに進行します。
- ステップ1:現状サイトの確認と構成案作成(1週目)
- 現行サイトのURLを確認し、どの情報を5ページのどこに配置するかの構成案を作成します。
- ステップ2:文章整理とテスト環境での画面構築(2〜3週目)
- スマートフォン・PCの両方で読みやすいレイアウトを構築し、見出しやFAQを整えます。
- ステップ3:テストURLでのご確認・微調整(3〜4週目)
- 実際のブラウザで表示をご確認いただき、表現や数値、写真の差し替えを行います。
- ステップ4:本番公開とお知らせ更新レクチャー(4週目目安)
- ドメインを切り替えて公開し、microCMSでのお知らせ投稿手順をご案内します。
よくある質問(ページ構成・リニューアル編)
Q1. 事業が2つある場合でも5ページに収まりますか?
主要な事業が2〜3種であれば、「サービス紹介」ページ内でセクションを分けて分かりやすく掲載できます。全く異なるターゲット向けの別事業がある場合は、オプションで固定ページを1〜2ページ追加することも可能です。
Q2. 英語ページや採用ページは必要になったタイミングで追加できますか?
はい。まずは日本語の基本5ページで公開し、採用強化の時期に合わせて1ページ追加するといった段階的な拡張が可能です。
初回無料相談(20〜30分)で確認できること
「自社のサイトもこの方法で整理できるか知りたい」という場合は、現在のサイトURLをお知らせいただければ、以下の項目を事前に確認したうえでお話しいたします。
- 現在のページ構成のうち、そのまま活かせる強みと整理したい箇所の切り分け
- スマートフォン表示および問い合わせ導線の改善ポイント
- 公開後の運用体制(自社で更新したい範囲と、月次サポートに任せたい範囲)の確認
- ご希望のスケジュールに合わせた移行手順と定額プランのご案内
無理な売り込みは一切ありませんので、まずは現状の整理からお気軽にお声がけください。

